TBC気象台日誌

東日本大震災の発生から5年 早くも風化進む?

東日本大震災の発生から5年を迎え、ツイッター「TBC東北放送 防災減災・災害情報」で、地震や津波に対して何らかの備えをしているかどうかアンケートを実施しました。協力してくださったみなさん、ありがとうございました。900人近い方から回答を頂き、結果は「している」が52%、「していないがするつもりはある」が22%、「していないしするつもりもない」が26%と、半数近い人が備えをしていないことが分かりました

また、今月10日に結果が発表された宮城県の「県民意識調査」(去年12月実施)によると、東日本大震災の記憶の風化について、「進んでいると感じる(23.8%)」「やや進んでいると感じる(48.7%)」と回答している割合の合計は72.5%に上り、風化を実感している人が多い結果となっています

気象庁は「活発な地震活動が当分の間継続すると考えられる」として、「まれに規模の大きな余震が発生し、最大震度5弱以上の強い揺れや、海域で発生した場合には津波が発生する可能性がある」と、引き続き注意を呼びかけています。
 メディアの報道のされ方によって風化を感じている人も多いようですが、TBC東北放送は「伝えつづける~絆みやぎ~」をコンセプトに掲げ、今後も防災・減災に取り組んでいきます。地震や津波に関わらず、様々な自然災害が相次ぐ昨今、みなさんも備えをしっかり続けていきましょう。

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